今年も要注意！おウチでする熱中症から愛犬を守る6つの方法

そもそも熱中症って?

「熱中症はあっという間に死に至る恐ろしい病気です。」

熱中症は暑さで体温の上昇と調整機能のバランスが崩れ、さまざまな 症状を起こす病気。

普通の病気であればわかりやすい前兆があったり、 時間をかけて進行したりすることが多いですが、重度の熱中症はなって しまったら、愛犬が命を落とすまでの時間が非常に短いのが特徴です。

今年の夏はエルニーニョ現象の影響で 梅雨が長く、ゲリラ豪雨など、 変化の多い夏になる可能性が....。

急な暑さにより、愛犬の熱中症リスクも高まると考えられているので、充分に注意してください。

そんな熱中症から愛犬を守るために飼い主さんができることご紹介します。

1. エアコンは24時間、夜間もつける

夏の暑さが年々過酷になってきている現代 では、エアコンは愛犬の命を守るために欠かせないものといえます。夜間も油断せず、 エアコンは24時間つけておきましょう。

2. 犬の体高の位置で気温と湿度を管理する

同じ部屋の中でも、人がいる部屋の上部と、犬がいる床の近くでは室温や湿度が異なることがあります。

室温と湿度は犬の体高に合わせた位置でチェックしましょう。

室温は26°C 前後、湿度は50%前後を目安にして。

ちなみにエアコンの除湿機能を活用しても部屋の湿度が高いと、愛犬の熱中症リスクが高まります。

エアコンの除湿(ドライ)機能を使ったり、除湿器を置いたりすると部屋の温度を下げることに役立ちます。

3. 部屋の中 空気を循環させる

エアコンの冷気は上から下へとおりてくるため、部屋全体が冷えるまでには時間がかかることも。

サーキュレーターなどを使うと部屋の空気を循環できて、効率よく冷やせます。

4. ハウスやベッドは窓辺から遠ざける

窓辺近くは、窓の外からの日差しで温度が高くなりやすい場所。

愛犬が涼しい場所でくつろげるように、ハウスやベッドは窓から遠ざけた場所に置くのがよいでしょう。

5. クール枕や 氷柱を置いておく

保冷剤をタオルでくるんだクール枕などを置いておくと、愛犬が好きなときに上に乗って涼めます。

万が一の停電に備えて、留守番中や夜間も置くとよいでしょう。

ペットボトルの氷柱でひんやり♡

ペットボトルに水を入れて凍らせて氷柱に。

トレーに置けばたまった水を犬がなめられます。

6. ベッドを夏用のものに 替えてみる

犬用ベッドには、モコモコしていて寝心地がよい一方、夏には暑すぎる素材のものも。

愛犬が涼しく休めるように、夏用の冷感タイプのベッドを用意してもよいでしょう。

最後に

犬は人より熱中症リスクが高い動物

犬は全身毛に覆われてうえ、人のように汗をかいて体温調節をすることができません。

それにより人より熱中症のリスクが高いので愛犬の体調に十分注意し夏を乗り切りましょう。