愛犬も私も元気になる、しあわせ散歩

愛犬も私も元気になる、しあわせ散歩

毎日の愛犬との散歩、なんとなくダラダラと歩いていませんか?

なんてもったいない!

散歩はしつけや運動を実践できる大切な時間です。

きちんと散歩をしていれば、シニアになったときに愛犬との親密度や元気度合いが全然違ってくるのです。

遅すぎることはありません!

楽しい散歩は飼い主さんも愛犬もしあわせにしてくれます。

ハーネス&首輪の選び方

ファッションとしても楽しめるハーネス&首輪。

でも犬の体づくりと健康を保つためには、それぞれの犬に見合うハーネス&首輪選びが大切です。

じつは難しい ハーネス&首輪選び

「犬の胴体につけるハーネスは首への負担が少ないことがメリットです。

気管が細い犬や短頭種はハーネスのほうが首にかかる負担が少ないためよいとれていますが、ハーネスは首輪に比べて 飼い主さんの指示が伝わりにくいというデメリットもあります。

首輪は着脱が簡単で飼い主さんの指示が伝えやすいことがメリット。

その半面、飼い主さん が無理に引っ張り続けるような散歩を続けてしまうと、犬の首を痛めやすいというデメリットがあります。

ハーネスがよいのか、首輪がよいのかは犬種だけでなく、犬のクセや飼い主さんと犬との関係、歩き方によって答えはそれぞれ違います。

またハーネスによっても気をつけるポイントが変わるそう。

ハーネスは馬具の一種で犬ぞりなどの競技や荷物を牽引するために使用されていたもの。

ハーネスの形状によっては、引っ張りグセのある犬は、より引っ張る力が強くなるタイプもあるのだとか。

犬の体力づくりに大切な散歩を有効に活用し、犬の健康を守るためには、本当に犬に合ったハーネス、首輪を見つけることはとても大切。

ハーネス &首輪選びに関しては子犬のときだけでなく、犬の健康を守るためには大切なこですので、成犬になってもどんどん専門家に聞いてほしい。

あらためて今使っているアイテムを見直てみましょう。

おもなハーネスの種類

・H型

2つの輪に2本のベルトが着いているタイプ。

前足のそれぞれの輪に通しています。

足を触れられるのが苦手な犬には向いていません。

・8の字型

2つの輪がつながり8の字に見えるタイプ。

片方の輪を犬の首にかけ、もう片方の輪を胴体に巻いて使用します。

H型が苦手な犬にはおすすめしません。

・ベスト型

首から通すタイプや足から通すタイプなど種類はさまざま。

ファッション性重視で制御効果も少ないものもあるので注意。

生地面が多いので、しつけを終えたシニア犬などにおすすめ

ポイント

ハーネスは手が入らないようにつけること。

また無理に締め付けないように気をつけよう。

手が入るほどゆるんでいると犬の体が抜けてしますので気をつけよう。

首輪を取り付けるときの目安は指1本入るくらいにあわせよう。

 

 

 
 

正しく歩いて筋力をつけよう

犬に適切な筋力をつけるためには4本の足をしっかり動かすことが大切。

散歩の途中では段差や縁石を使って、足を動かす練習をしましょう。

縁石、段差で、 4本の足を動かす練習を!

正しい歩き方を覚えれば、散歩をすることによって、犬にとって必要な筋肉を正しくつけるとができます。

反対に間違った歩き方をしていると、筋肉が衰えるだけでなく、姿勢が悪くなりひざや股間節、腰が悪くなることも。

4本の足がしっかりと地面に接地し、正しく歩くことで足腰を鍛えることが可能です。

引っ張りグセは直して、散歩では犬の4本の足がしっかり動くように歩かせることが 筋力をつけるポイント。

散歩では平坦な道 を歩くだけでなく、縁石や段差などを歩かせて4本の足を動かす工夫を加えます。

また切り株や椅子などのまわりをできるだけ小回りで歩く練習もおすすめ。

犬は内側に来るようにし、右回り、左回り と同じ回数を回ります。
目が回らないように気をつけて練習しましょう。

また犬のモチベーションを下げないためにも飼い主さんは、犬を適切にほめて、犬を見守っているという姿勢が大切です。

正しい散歩の仕方

1、出発前・帰宅後 玄関先などでクールダウン

散歩に行く前に犬が興奮していたら玄関で落ち着かせてから出たほうが安全。

興奮状態で出かけると急に車道に飛び出すこともあるので注意が必要です。

また寒暖差が激しい季節は玄関で1~2分体を慣らしてから散歩を始めましょう。

帰宅後も同様。

クールダウンしてから家に入れます。

2、犬が前を歩いたときの対処法。 

「ストップ(マテ)・待つ・ ほめるの3段階でしつけ」

犬が飼い主さんより先に歩き始めたら「ストップ (マテ)」と声をかけてダメということを教えます。

そして犬が飼い主さんを振り返るまで待つ。

犬が自主的に戻ってきたらほめる。

正しく歩かせるためには メリハリあるしつけが大切です。

犬が自主的に戻ったらほめる。

戻る前にほめると何をほめら れているのかわからなくなるので犬が戻ったタイミングでしっかりとほめよう

3、4本の足を動かすための練習法

今回は棒を用意。

最初は何もないところを歩きます。

次に棒をランダムに置いて、棒の上を犬が またげるようになるまで2、3回 繰り返します。

再び、棒の位置を 狭めたり、広げたりして置き直し、棒の上を歩きます。

これも2、 3回繰り返します。

だんだんと犬 が4本の足を上げて棒をまたぎ、 4本の足がしっかりと地面に接地するようになっていきます。

棒がなければ傘でもOK。