猫の「ふみふみ」とはこんな行動です
愛猫がクッションや柔らかいものの上で前足を交互にふみふみ・・・なぜするの?
もくじ
そもそも「ふみふみ」とは?
ゆっくりだけどリズミカルに、何かを無心に踏んでいる様子の愛猫。
何か埋めているようにも見える。・・・
このしぐさが何を意味しているのか、5つの項目から考えてみました。
このしぐさをしていてる愛猫を見ると、飼い主さんまで幸せになるのは、している猫自身が幸せいっぱいだからなのです。
猫にとって「極上の幸せ」な時間なのです。
母猫のおっぱいを思い出し猫の「赤ちゃんがえり」
子猫は母猫のおっぱいを飲むときに、 お乳の出をよくするために母猫のお乳の周囲を前足で押しながら飲みます。
その感覚が残っていて、成猫になって も子猫の気分になったときについ出て しまうといわれています。
子猫の気分というのは、すなわち甘えたいときのこと。
おっぱいを押しながら飲んでいるときは、温かいものが体内に入り、 子猫は満腹感と安心感を同時に得ています。
そんな気分になるといわゆる「赤 ちゃんがえり」が出るのです。
愛猫がおもいっきりふみふみできるクッション
いつするの?
愛猫が飼い主さんを母猫と思ったり甘えたい気分になったときにこのしぐさをするそうです
たとえば飼い主さんに抱っこされたときや、飼い主さんがそばにいて母猫ののようなやわらかいものの上にのったときに多く見られます。
どこでするの?
基本的にはやわらかいものの上です。
毛布や布団、セーター、人の体だと二の腕やお腹の上など。
ただ、猫によっては場所に関係なく甘えたいときなら、声をかけただけで前足を空中にむかって動かす例もあります。
その頻度は?
個体差もあるが、甘えん坊の子ほど回数は多い。
「1日数回」という猫もいれば、「たまにしかしない」ケースも。
このように個体差のあることなので平均の頻度をだすことはできません。
ただし甘えん坊の子は回数は多いです。
そのときの愛猫のキモチは?
飼い猫というのは、母猫が子猫にするのと同じように、飼い主さんに面倒をみてもらっているので、体は成長しても子猫のキモチを持ち続けているといわれます。
そんな子猫のキモチが現れているのがこの行動。
ふみふみしているとき、おっぱいを飲んでいるときみたいな安らぎを感じていて、非常に幸せな気分になっているのでしょう。
「これ以上の平和はない」というような一種恍惚状態になるため、その後寝てします場合も多いみたいです。
愛猫がおもいっきりふみふみできるクッション