夏に食欲が落ちるのは基本的には自然なことです!

夏に食欲が落ちるのは基本的には自然なことです!

夏の食欲の落ち込みを予防する対策

Q、食欲ダウン、夏の食欲の落ち込みを予防する対策があれば知りたいです

食欲が落ちて、骨と皮状態でげっそり。

走ったり遊んだりしているので、ぐったりしているわけではないのですが。。。

A.食欲が多少落ちても食べているなら大丈夫。

暑い夏は体力の消耗を防ぐため、猫は じーっとしがち。

運動量が減れば食事量減り、食欲が落ちたように見えますが、それは必要としないからなので、マイナス20%量程度なら心配いりません。

それ 以上の食欲の低下は病気など、暑さ以外の要因が考えられますから動物病院へ。

また暑い日が続くようなら、涼しい環境を作ってあげるほうが猫もすごしやすいです。

いつものベッドをクールタイプに変更したり、どこでも水分補給ができるように水のみスポットはいくつもつくってあげるなど、ねこの熱中症予防も心がけましょう。

Q、夏は下痢しやすくなりますが、食事の注意点などを知りたいです。 

食欲は落ちるものの、 ちゃんと食べていますが、下痢気味になってしまうので心配しています。

食べ物に問題が?

A、まずは下痢の原因を特定する必要があります。

猫の下痢の原因としてまず考えられるのは、高温多湿によって酸化が進んだドライフードを食べているケース。

これはたとえば密閉容器で冷蔵保存など、フー ドの管理によって防げます。

そのほか、家族やほかの猫が増えた、 家具の配置が変わった、隣の家の工事の音がする、風向きで遠い工場から煙がくるというような、環境の変化によるストレス、あるいはエアコン嫌いで必ず夏に下痢をする、といったシーズンのイベント的な場合や、アレルギーによることもあります。 

いずれの場合もまずは動物病院で検便を。

Q、サマーカット暑がっているので、夏の間だけでも毛を短くしたほうがいいのでしょうか?

暑がっているので夏の間だけでも毛を短くしてあげたいと思うのですが、猫にとっていいことなのか?

A、毛の刈り込みはあまりおすすめできません

毛がなくなると猫は暑さに非常に弱くなります。

猫の被毛は体の一部。

暑いからといって衣服のように脱ぐものではありません。

被毛を立てたり寝かせたりして体温を調節し、夏の暑さから体を守っています。

ですから体温調節機能を奪ってしまうサ マーカットは、あまりおすすめできないですね。

Q、毛が長い猫なので、 皮膚病が心配でお風呂に頻繁に入れています。 適切な頻度はどれくらい?

毛が長い分、蒸れて皮膚病になってしまうと大変なので、お風呂に入れて清潔にするように心がけています。

A、皮脂を落とし過ぎないシャンプーを使って

猫は自分で毛づくろいするので、基本的には頻繁に洗わなくてもいい動物です。

猫の被毛には水を弾いて湿気を寄せ付け ない働きがあり、また洗い過ぎると皮膚の層を壊して保温・断熱効果を落とす可能性もあります。

洗うときは皮脂を落とし過ぎないシャンプーを使い、頻度はかかりつけの動物病院で相談を。