こっそりビデオ撮影してわかった!愛猫のお留守番中の行動
もくじ
お留守番をビデオ撮影してわかった!
「お留守番中愛猫はなにをしてると思いますか?」という質問に、多くの飼い主さんは「ほとんどは寝ている、と思う」との答え。
そのほか、イタズラや一人遊び、運動会?の痕跡があるとの回答もありました。
ほんとのところなにをしているのか、こっそりビデオで撮影してみた。
お留守番中することがなければほとんど寝ている
留守番中によく見られる行動。
猫は1日の3分の2、約16時間は寝て過ごす動物なので、特別に気になる物事がなければ、ほとんどの時間寝ています。
猫をはじめライオンやチーターなど肉食のネコ科の動物は、突然に訪れる狩猟に備えて、ふだんはエネルギーを温存するように暮らすのです。
好奇心から家の中を探検したり歩き回ったり
猫の生活リズムを簡単に言うと、食事→毛づくろい(リラックス) → 寝る→活動、の繰り返し。
猫は好奇心が旺盛でとくに若い猫は活動的なので、起きて動きたくなる時間帯になると、興味を引くものがないか家の中を見回ったり、人がいるときに禁じられていることをしたりも。
物の散らかしや移動は獲物で遊んでいるつもり
留守番中、猫用のおもちゃが移動していたり、ティッシュや袋などが散らかっていませんか?
これはある意味、狩猟の痕跡。
羽や毛が付いたおもちゃや、ティッシュ、ビニー ル袋、紙、ひもといった形が柔軟に変わって獲物っぽい動きをするもの に、猫はそそられ遊んでいるのです。
窓の外を観察しているのは 刺激を求めているのかも
猫が猫らしく生きるためには、狩猟本能や運動欲求を適度に満たす刺激が必要です。
家具から家具へ飛び移ったり、同居猫と走り回ったり、 獲物様のおもちゃを狩ったり。
窓辺 で外を観察するのは、家の中がシー ンとして何も刺激がないので、興味を引くものを探している可能性も。
こんな行動は分離不安かも?
1、家の中でもいつもついてくる。
2、留守番中にだけトイレでない場所でそそうする。
3、家族の中で特定の人がいないとウロウロしたり、泣きわめいたり、隠れたり。
愛猫に1から3のなかで当てはまるような行動が1つでも見られたら、それは、「分離不安」と呼ばれる状態かも。
分離不安は猫は飼い主さんに過度に依存するあまり、ちょっとでも離れることに不安を覚えるのです。
留守番の行動のなかで2と3に注意したいですね。
しかし見極めが難しいので、気になる行動があれば、問題行動の専門家に相談してみては。
こっそりビデオ撮影するときのコツとは?
※出かけてしばらくしてから、帰宅時が撮影のタイミング。
何か行動をおこしていることが多いため。
※ビデオカメラは前もって置いておく。
見慣れないものがあると警戒してよりつきません。
※いつもなにもないところにはなにも置かない。
好奇心からイタズラの対象になる。
※ビデオカメラのコードやフタなどぶらぶらさせない。
興味をしめして遊んでしますことも。
※倒れたり落ちたりしないようにしっかり設置を。
猫はとってもびっくりしやすいため。
いかがでしたか?
あなたの愛猫にも当てはまる所があったのでは?
愛猫の行動にもそれぞれ理由があります。
理由を知ることで、飼い主さんとの信頼関係も良好になるかも、散らかすなどの問題行動で頭ごなしに怒るのではなく、愛猫に合うおもちゃなど与えてみるのもいいでは。