猫の性格タイプによって愛情表現は異なります

猫の性格タイプによって愛情表現は異なります

猫の性格は、大きく分けると「甘えん坊」と「控えめ」に。
愛情表現が異なるので、それぞれに合わせた接し方をしましょう。

1. 甘えん坊タイプ

「愛情をそのまま、 直球でアピール」

人への信頼感が強く、甘え上手なので愛情表現がストレート。

わかりやすいぶん、飼い主さん も応えてあげやすいのでさらに 積極的に思いを伝えられるよう になったのでしょう。

2. 控えめタイプ

「愛情を内に秘めて、さりげなくアピール」

人への警戒心が強めで、甘え下手なので愛情表現がわかりにくいでしょう。

しかし、不器用なりに好きな人に気持ちを伝えようとしているので飼い主さんは見落とさないようにして。

コミュニケーション「甘えんぼう編」

体の上にのってきたら・・・

甘えん坊とはいえ警戒心が強い猫が自ら人の上にのってくることは、安心感と強い愛情の表れです。
「密着したい」「独占したい」「かまってほしい」 という気持ちでしょう。

喜ぶところをなでよう

猫が自分で毛づくろいできない顔周り、とくにあごや頬、おでこは気持ちいいスポット、なでていて猫がゴロゴロとのどを鳴らし始めたら、子猫気分の証。

母猫になったつもりで続けてあげて。

手をなめてきたら・・・

同士がなめ合うことを「アローグルーミング」といい、仲のよい同士にしか見られない愛の情を示す行動とされています。

猫が人をなめることもこれと同様で信頼と愛情の表現といえます。

なめられたところでなで返して

猫のように"お返し"としてなめることはできないので、付いた唾液をつけ返すようにして、毛並みに沿うようになで返して。

擬似アローグルーミングができます。

撫でてあげるだけで猫がうっとり。新しいコミュニケーションスティック♪

コミュニケーション「控えめタイプ編」

じっとしているとき、そばに寄ってきたら・・・

人が本やテレビを見ているときなど、動かない際にそっと近寄ってくることが好きな人のそばにいたいという思いで様子を見にき ていることが大半です。

くつろげる猫スペースを空けて

寄ってきていることに気付かない振りをして、猫がそばにいられるスペースを空けて、ソファ に座っているときであれば背中側を空ければ狭い場所が好きな猫は居心地がいいはず。

帰宅したとき壁などにスリスリしていたら・・・

猫はうれしくて興奮すると、周囲 を自分のニオイで満たして気持ちを落ち着かせようとしす。人の足にスリスリしなくても、壁などにしたら帰宅をうれしがっている証拠です。

小さな声で「ただいま」と言って微笑んで控えめながらもうれしい気持ちをアピールしていので気付いてあげて

驚かさないように小さな声で 「ただいま」と言って微笑めば、「気付いてくれた♡」と満たれます。

気付く距離で見つめながら、じっとしていたら・・・

好きな人にかまってほしいときのアピールのひとつ。

甘えん坊タイプなら仰向けで転がったりなどわかりやすいですが、控えめタイ プは見つめならじっとしている程度です。

指先のニオイを嗅がせてから手の甲側でなでて

人が気付いて近寄ろうとすると逃げがちです。

警戒心の強い猫は、まず二オイで情報を得て安心する習性があるので、指を差し出してニオイを嗅がせてから触れて。

手の平より甲側でなでると摩擦が少なくなり、おすすめです。