思わず寝てしまうほどきもちいい~愛犬がうっとりする、ブラッシングマッサージ

思わず寝てしまうほどきもちいい~愛犬がうっとりする、ブラッシングマッサージ

愛犬とふれあいながら、心地よくさせられる ブラッシングマッサージは、愛犬との絆UPにつながります♡

犬用のマッサージブラシを使ってさっそく愛犬をうっとりさせてみましょう!

うっとりポイントその1「首まわり」

比較的触られるのが好きな犬が多い首まわり。
首まわりが凝っている犬が多いのだとか。

やさしくマッサージしてほぐしてあげれば、愛犬も極上の気分に。

1、首まわりをブラシの裏側で ゆっくりとなでる

ブラシに慣れてもらうために、 まずはブラシの裏側を使ってゆっくりとなでましょう。

そうすると、警戒心が薄まり、 スムーズにマッサージに入れます

2、ブラシを首に当て、 毛並みに沿って下に スライドさせる

ブラシの面を首の上のほうに当てて、 ブラッシングするよ うにゆっくりと下へ動かします。

ブラシを動かし首をぐるりと一周するようにマ ッサージしましょう。

※ただし気管に持病がある犬は首の正面をブ ラッシングするのは控えましょう。

3、肩にブラシを当てて 「の」の字に動かす

首の下のほうにある出っ張った肩の部分 (肩甲骨)にブラシを当て、「の」の字を書くように動かして、ゆっくりと動かすと凝りがほぐれてうっとり顔になるはず。

うっとりポイントその2「腰まわり」

腰まわりは、犬が本能的に気持ちよくなるツボがある部位。
また疲れがたまりやすい部分でもあります。

適度に刺激したり、マッサージすることで愛犬はリラックス♡

1、ブラシを腰に当てて、 ゆっくりとスライドさせる

まずは腰まわりにブラシを当て、上から下方向へ動かします。

愛犬の表情を見ながら、気持ちよさそうな 部位を重点的に行ってもOK

2、愛犬が気持ちよさそうにウトウトとしはじめたら、ブラシを振動させる

STEP1で眠そうな表情を見せるようになったら、ブラシを腰に当て、左右に小刻みに動かします。

ブラシの位置を 動かしながら繰り返し、腰まわり全体をほぐしましょう。

3、ブラシで腰まわりを軽くたたくようにマッサージ

最後は、腰まわりにあるツボをブラシで軽くたたきながら刺激します。

まずはやさしい力で行い、愛犬の表情を見ながら、力加減を調節しましょう

ポイント

愛犬がうっとりしているサインを知ろう!

愛犬が「気持ちいい」と感じているサインは、下記のようなしぐさに現れます。

このサインが見られたら、上手にブラシマッサージできてる証し!

・マッサージ中に 伏せる・寝転がる

・途中で手を止めると「もっとやって」と 言わんばかりに飼い主さんの顔を見る

・口角が上がって笑顔のような表情になる

・マッサージ中に寝始める

などなど

うっとりポイントその3「頭まわり」

ふだん自分では触りにくい頭や耳などはマッサージされると心地よくなりやすい部位。

丁寧にマッサージすると気持ちもほぐれ、思わず寝てしまうほどうっとりするはず!

1、愛犬の背中側からブラシを持ってきて、 おでこに当てる。

愛犬を背中側から抱っこする ように抱え、ブラシを持たないほうの手であごを支えます。

愛犬の頭の上からブラシを出しておでこに当てましょう。

2、ブラシをゆっくりと後頭部へスライドさせる

おでこから後頭部に向かってブラシをゆっくり動かします。 

愛犬の表情がやわらいでから1 ~2分繰り返し行いましょう。

3、耳のつけ根にブラシを当て、 やさしく押してマッサージ

STEP2でリラックスした雰囲気になったら、耳のつけ根にブラシをやさしく押し当てて、凝りをほぐすようにゆっくりと マッサージしましょう

注意点

マッサージを急に嫌がるようになったら要注意!

マッサージ中に逃げ出そうとしたり、痛そうに鳴いたりして急にマッ サージを嫌がるようになった場合、 体に痛みが出ているおそれが、早めに獣医師に診てもらうと安心です。

 

 

ブラシマッサージは、愛犬との絆を深めるコミュニケーションとして◎

手軽にできるので、ぜひ今日から始めてみては。

 

いぬのきもち2019年4月号より